妊活を始めた頃と、治療を進めていた頃では、私たち夫婦の気持ちはかなり変わりました。
最初は楽しみのほうが大きかったと思います。
「子どもができたら、どんな家庭にしようか」
「どんな子になるんだろうか」
「一緒に○○に連れて行きたいね、たくさん思い出も作ろうね」
そんな話をすることもありました。
でも、なかなか授からない期間が長くなるにつれて、少しずつ不安が増えていきました。
最初は期待していた
妊活を始めたばかりの頃は、妊娠した未来を自然に想像していました。
「来月にはできるかも」
「私たちならすぐにできるよね」
「○○のところもすぐに授かれたみたい。うちもすぐ来てくれるよね」
そんな気持ちがありました。
ところが、月日が過ぎても授かりません。
期待して、生理が来て、落ち込む。
また次の月に期待する。
この繰り返しでした。
妻だけでなく私も落ち込んでいた
男性側は、身体的な負担が女性ほど大きくない場合もあります。
不妊治療や妊活での通院や治療は妻側の負担が9割以上です。
だからこそ、「夫は平気なんじゃないか」と思われることもあるかもしれません。
しかし私自身は、かなり落ち込んでいました。
正直、仕事が大変な時期と重なってしまったり、なかなか休みが取りにくい状況
夫側が職場の上司や同僚に妊活や不妊治療に関して言いにくかったり
お休みをもらうことが難しかったり、妊活へ気持ちをすべて向けられなかったり
夫側の葛藤や気持ちの変化もありました。
友人へ妊活や不妊治療の相談をすることができませんでした。
また、妻の前でどう振る舞えばいいのか分からないこともありました。
妻が一番頑張っているし、リセットとなったときに授かれなかったと一番に感じるのは妻
そのことを伝えてくれるときに悲しい顔をした妻になんて声をかけたらいいんだろう
自分まで落ち込んだら妻を余計に不安にさせるのではないか。
つらい気持ちはすごくある。それでも妻の前では強くいよう。
妻がたくさん弱音をはける、安心できる居場所でいようとしていました
夫婦で同じ気持ちとは限らない
妊活を経験して思ったのは、夫婦だからといって毎回同じタイミングで同じ気持ちになるわけではないということです。
妻が落ち込んでいるときに、私は前向きなこともありました。
逆に、妻が前を向いているのに、私が不安になることもありました。
だからこそ、相手の気持ちを決めつけないことが大切だったと思います。
今振り返ると、もっと妻に「今どう思ってる?」「どうして欲しい?」と聞いてもよかった。
それが、私が妊活を通して学んだことの一つです。


コメント