妊活を始めたとき、私たちは28歳でした。
今振り返ると、当時の私は妊娠についてほとんど何も分かっていなかったと思います。
「妊活を始めたら、どのくらいで授かるものなのか」「妊娠しない場合には、いつ病院へ行けばいいのか」「不妊治療にはどんな段階があるのか」。そんなことは、ほとんど知りませんでした。
だから、妊活を始めたときは、「1回目で授かるかもしれない」くらいに思っていました。
妊活を始める前は「妊娠」が身近ではなかった
結婚式や新婚旅行を終え、生活が少し落ち着いたタイミングで妊活を始めました。
夫婦で子どもが欲しいという話は以前からしていました。だから妊活を始めることに迷いはありませんでした。
むしろ、「やっと子どもを考えられるね」という気持ちのほうが強かったと思います。
夫婦生活もできていました。特別に身体のことで気になることもありませんでした。
そのため、「普通にしていれば、そのうちできるだろう」という感覚でした。
1回目で授からなかったとき
実際に妊活を始めて、1回目。授かりませんでした。
でも、この時点では何も心配していませんでした。
「まあ、1回でできるほうが珍しいよね」くらいの気持ちです。
2回目、3回目と過ぎても、まだそれほど気にしていませんでした。
ところが、少しずつ月日が経っていくと、気持ちが変わってきます。
「今月もダメだった」という結果が積み重なるからです。
半年くらい経ってから不安になった
私たちが「なかなかできないな」と強く感じ始めたのは、妊活を始めて半年くらい経ってからでした。
この頃からクリニックについて調べるようになりました。
「病院に行ったほうがいいのかな」「何か原因があるのかな」。そんなことを考えるようになりました。
でも、病院へ行くことにも少し抵抗がありました。
お互いの友人は自然に授かれていて不妊治療の話は聞かなかったからです。
一方で、何も分からないまま時間が過ぎることにも不安を感じました。
妊活を経験して変わったこと
妊活を始める前は、妊娠はもっと身近で簡単なものだと思っていました。
でも、自分たちが経験してみて、その考え方は大きく変わりました。
授かることは、決して当たり前ではない。そして、妊活は身体だけではなく、気持ちの面でもかなり負担になる。
これは実際に経験してみなければ分からなかったことです。


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